一生に一度は行きたい伊勢神宮、参拝の仕方があるって知っていましたか?
ご利益を100%いただける参拝に近づけるように、順序を守って行って来ました。
- 鳥羽水族館!日本に1頭しかいないジュゴンが見られる
- 道のえきで伊勢うどんと伊勢エビ
- 伊勢神宮参拝
- 真夏の救世主スティックきゅうりをおかげ横町で
- 「ホテル&リゾーツ伊勢志摩」のお部屋で夏気分
- 時短フェリーであっという間に愛知県
- おまけ 家族旅行の出発の日
- さいごに
鳥羽水族館!日本に1頭しかいないジュゴンが見られる
鳥羽水族館にしかいない生きもの
鳥羽水族館といえば、ジュゴン‼️は、有名ですね。
世界でも何頭かしかいない、絶滅危惧種に指定されている哺乳類です。
何頭かしかいないジュゴンのうちの1頭が、鳥羽水族館で飼育されています。
日本では唯一、鳥羽水族館にだけ。
私達も、日本で唯一飼育されているジュゴン、観に行って来ました。
お盆休みが始まったばかりの、お腹がすき始めてきた11時過ぎ。
ジュゴンの水槽には、大勢の方々が観に来ていて混雑していました。
混み合っていたのでしばらく待って、水槽の前に隙間が出来たところで水槽にへばりつきました。
初めて生で観る、珍しい生き物➖ジュゴン。
可愛い顔をしていたのですが、人魚と言われている割には、人魚のようにスリムではありません。
でも、水の中を優雅に泳ぐジュゴン、とっても可愛かったです。
絶滅危惧種であり、観られるのは貴重なんだと思うと、なかなか、水槽から離れられませんでした。
さて。
もうひとつのお楽しみ
鳥羽水族館の1日のなかで、1回だけ観られるあるイベントがあります。
それは、ジュゴンの次に楽しみにしていたペンギン散歩です。
12時から約20分間のイベントで、10匹程のペンギンがヨチヨチ散歩する姿を近くで観ることができます。
会場は階段式の客席がありますが、大勢で観るため、前の列の方が立ち見なら、後ろも立ち見です。
小さい子供は後ろでは観ることが出来ないため、少し早めに前の席を確保する事をお勧めします。
赤ちゃんや幼児を肩車して立つお父さん方は、ぜひ、後ろの席にまわっていただきたいです。
小学生は、ただでさえ、後ろの席では見えない為、前で肩車されてしまうと・・・あまりにも可愛そうです。
そんな声掛けを、鳥羽水族館のアナウンスでしていただけたら、いいのになぁと思いました。
大人の私にはペンギン散歩がばっちり観られました。
よちよち歩きのペンギン達、小さいですが舞台を一周あるき、途中に立ち止まってご挨拶。可愛かったです。
水族館というと、たいていの水族館では入り口から出口までに順路があって、みなさん順路どおりに進んでいきますね。
鳥羽水族館には、順路はありません。
なので、混み合っていても、順路を歩く人々に流されることなく、好きなお魚の水槽の前で、好きなだけ観ている事が出来ますよ。
鳥羽水族館の公式ホームページはこちら
https://www.aquarium.co.jp/sp/index.php
鳥羽水族館もそうですが、旅行前にはるるぶで下調べも。
道のえきで伊勢うどんと伊勢エビ
お昼ごはんは、水族館からは出て、地元の料理が楽しめる道の駅に行きました。
せっかく伊勢に来たので、海老フライが食べたいなぁと思ったのですが・・・
お店にあったエビフライは伊勢エビの大きさではなかったので、
(多分、車エビか何か)海老フライは諦めました。
何をいただいたかというと、伊勢うどんをいただきました。
普段食べているうどんには、汁が並々入っているけど、伊勢うどんは汁が少ないんですね。
見た感じ、汁はトロッとしています。
三重県が名古屋に近いこともあり、甘い汁なんだろうか?と、勝手に想像をめぐらせ、食べ始めました。
予想通り、いつも食べている醤油ベースの汁とは全く違っていて、甘いのですが、これが凄く不思議。
甘いのに甘すぎず、しつこく無い。
実は結構さっぱりしてるように感じたんです。
凄く美味しかったです!!
ところで。味わえなかった伊勢エビフライ。
伊勢エビについて、知識不足でした。
伊勢から帰って2.3週間経った日曜日、『鉄腕ダッシュ』。
番組を見て私は、伊勢エビの漁獲は、伊勢地方だけのものではないと初めて知りました。
しかも、1年間で一番早くイセエビ漁獲の解禁となるのは8月、千葉県だった。
次に9月、静岡県。
次に10月、三重県伊勢。
伊勢地方で伊勢エビが獲れるのは、これからじゃないですか〜‼️
どうりで、道の駅でも伊勢エビのメニューが見当たらないわけだ。
伊勢神宮参拝
2日目はいよいよ伊勢神宮参拝です。
行ってみてびっくり。内宮と外宮が、こんなに離れていたなんて。
ガイドブックには、外宮から内宮へはバスを使って行くのがベスト、と書いてあります。
が、真夏の太陽照りつける中、自家用車での移動はかなり助かりました。
初めて行く場所に、まだ低学年の小学生もいましたので。
初めて行く場所なので道も迷いそうになったりとなかなかスムーズにはいきません。
外宮の中を歩いてヘトヘトになった小学生をバスに乗せるのは、キツかったかなと思います。
そんな伊勢神宮、参拝するには、正しい参拝の順番があるらしいんです。
正しい参拝の順に参拝すると、ご利益が100%いただけるそうです‼️
そうと知ったら、順番を忠実に守って参拝したくなりますよね。
正しくは・・・
1、まずは、伊勢神宮に向かう前に、二見興玉 神社に寄る
?
どういうこと!?
昔々のお話。
昔、伊勢神宮参拝の前に、精進潔斎を行ったという、二見が浦という場所があります。
その名残で。
今は二見興玉神社にて「無垢塩祓い」を受けることにより、二見が浦での精神潔齋の代わりとしているそうです。
二見が浦の二見海岸では、砂をいただき伊勢神宮へ向かいます。
なので、二見興玉神社でお参りして初めて、伊勢神宮に向かうのが、正しい伊勢神宮参拝のスタートなんですね。
しかしです、私達が三重にいる日は、凄い暑さに凄い人混み。お盆休みですから・・・
とても、二見興玉神社に向かう元気というか、勇気というか、が湧いてきません。
なので、スタートから諦めて、伊勢神宮へと車を走らせました。
ご利益は100%から80%くらいに下がったかな?
2. 参拝はまず、外宮から参拝する
内宮と外宮がある伊勢神宮、2つの場所はびっくりする程離れています。
どちらから参拝するのが正しいかというと、答えは外宮から、なんです。
外宮先祭(げくうせんさい)とい言葉を知っていますか?
外宮の豊受大御神(とようけのおおみかみ)さまは、天照大御神(あまてらすおおみかみ)さまのお食事を司る神さまなので、内宮より先に、神饌(しんせん)と呼ばれる神さまのお食事をお供えするのだそうです。
お祭りの順序にならって、外宮から先に参拝するのが正しいというわけなんですね。
3 内宮に着いたら宇治橋を渡ります
内宮への入口である五十鈴川にかかる宇治橋は、日常の世界から神聖な世界を結ぶ架け橋といわれています。
内宮の参拝へは、宇治橋の前で一礼し、この宇治橋を渡り、向かいます。
余談ですが、宇治橋を渡りながら気になる事が。
橋の真ん中を歩いている方が結構いました。
橋の真ん中は、神様が通る場所だから、参拝する私達は通ってはいけません。
とんちの一休さんが、堂々と橋の真ん中を歩いていましたが、橋の真ん中は、神様の道ですから、橋の端っこを歩いて渡りましょう。
4 参拝前は五十鈴川で手や口を洗い身を清める
一般的に神社には、参拝前に身を清めるために手や口を洗う、清め場所が設けられていますね。
伊勢神宮にも、もちろん設けられています。
が、昔々は、五十鈴川を流れてくる水で手や口を洗い、身を清めていたそうです。
今も、知っている方は沢山いらっしゃって、五十鈴川で手や口を洗い身を清めている方は沢山いました。
先に設けられていた清める場所と五十鈴川と2回、手や口を洗い身を清めている方が多かったように思いました。
私たちも、五十鈴川で手や口を洗い、身を清めてから、参拝に向かいました。
5 参拝ルートは右側から
正宮に行く前に滝祭りの神に参拝するのが正しいようです。
なぜ?
滝祭りの神は、「天照大神にアポイントをとる」というお取次ぎの神様なのだそうです。
滝祭りの神から参拝するということは、正宮を前にして右回りに回るということになります。
そこからぐるっと回り、いくつかの神様に挨拶して、いよいよ正宮に。
6 正宮へ
右回りでいくつかの神様にお参りしたら、いよいよ正宮での参拝です。
正宮では、何でもかんでもお願いしていいわけではありません。 個人的なお願いはダメ、なんです。
例えば国全体の日々の平和を願ったり、世界平和を願ったりするのが正しいのです。
理由はちゃんとあります。
正宮は、天皇陛下だけが中を見て行事を行うことが出来る場所。
世界平和とか、地球全体の平和とか、日本の平和とか、を願って参拝しましょう。
7 個人的なお願いは荒祭宮で
正宮では個人的なお願いはしてはいけないのはわかりました。
でも、個人的に叶えたい夢へのお願いは、どうしたらいいのでしょう?
自分や家族の、個人的なお願いは、荒祭宮でお願いできます。
正宮参拝後は、荒祭宮で個人的なお願いを忘れないで下さいね。
え?私のお願いですか!?
家族の幸せは勿論ですが、贅沢に2つ目のお願いを。
・・・次回もセカオワ のライブに行けますように。
実は、今回の伊勢旅行の2週間後、三重県でセカオワ のライブがありました。
なんとかライブに合わせたかったのですが、家族みんなのスケジュールを考え、ライブと伊勢旅行を一緒に計画する事は難しく、泣く泣く諦めたのでした。
話の意図がつかめない方は、是非こちらをご覧ください。↓
www.hukasara.com</cite
8 車で20分 金剛證寺 に行く
外宮・内宮の参拝を済ませたら、最後は、伊勢神宮から車で20分、金剛證寺に行きます。
神社ではなく、お寺です。
ここには、1番はじめに向かうはずの二見が浦・二見海岸からいただいてきた砂を収める場所があります。
砂をいただく事から始まり、こちらに砂を収める事で、伊勢神宮の参拝は終了するのだそうです。
さて・・・1番目、二見が浦・二見興玉神社の参拝を省略した私達。
砂が無いので、金剛證寺も、省略させていただきました。
なのでご利益は、70パーセントくらいかな?
もっと低いかもしれない。
これが、正しい伊勢神宮の参拝方法なのだそうです。
真夏の救世主スティックきゅうりをおかげ横町で
伊勢神宮参拝を済ませてから、近くのおかげ横町に行きました。
お土産屋さんや地元の食べ物屋さん、食べ歩きに最適な露店など、色々なお店が並んだ横町です。
三重に旅行に行く前、ガイドブックで紹介されているおかげ横丁を何回も見てきました。
どのお店でお土産を買おうか?
夜は何を食べようか?
とあれこれ考えていたのですが・・・
おかげ横丁には溢れる旅行客で、どのお店にも行列ができて、どの店にも暫くは入れそうになく、計画通りには行きませんでした。
じゃぁ、来週にしましょう、という訳にはいかないので、色々なお店に入れなかったことは残念でなりません。
暑くて水分補給が必要だったので、出店で、スティックキュウリを買いました。
みずみずしい大きなキュウリが丸ごと1本、ほんのりしょっぱくて凄く美味しかったです。
歩いてみたい世界遺産熊野古道
100%のご利益を受ける完璧な参拝は出来なかった私達家族。
それでも、念願の伊勢神宮参拝とスティックキュウリに満足。
・・・にしても、おかげ横丁で使うはずの時間が、結構余ってしまいました。
それならば!もう一つ、世界遺産である熊野古道に行こう!ということに。
調べてみると、伊勢神宮内宮から熊野古道までは、車で20分〜30分くらい。近い‼️
計画がくずれたことは少し残念だったけれど、車での移動のおかげで、こんな風に冒険ができました。
熊野古道入り口は、観光客用に整備されている感じはありません。
古道の入り口に、『熊野古道』と書かれた木製看板があるだけです。
車で行ったので、熊野古道を歩き続けて和歌山県まで行くわけにはいかず。
少しだけ歩いて、古道の樹々のマイナスイオンを感じて終わりにしました。
この時ばかりは、車じゃなければ、ずっとずっと歩き続けたかったなぁ・・・と車で来たことを少し恨んだのでした。
「ホテル&リゾーツ伊勢志摩」のお部屋で夏気分
打ち上げ花火
今回、2泊させていただいたホテルは、『ホテル&リゾーツ 伊勢志摩』というリゾートホテルでした。
お部屋は海側。近くには、『伊勢スペイン村』が見えました。
お部屋からみえる風景はこんな感じ。↓
偶然にも夜20時頃、志摩スペイン村では打ち上げ花火が‼️
お部屋からバッチリ見ることが出来、とてもラッキーでした。
〈公式ホームページより〉
美味しい居酒屋さん「的屋」
夕食付きでは無いプランで宿泊していたので、
ホテル内にある、予約無しで入れる居酒屋さん『的屋』に行ってみました。
本当はおかげ横丁で伊勢の美味しいものを堪能していたはずだったのに・・・。
いえいえ、ホテル内の居酒屋さんで大満足です。
品があり丁寧な対応。
でも、敷居は高くなく、何をいただいても美味しいので、実は2泊共、夕食はホテル内の居酒屋さんにしたのでした。
おかげ横丁での夕食も楽しみにしていたのは事実ですが、
鳥羽水族館や伊勢神宮参拝をして暑い中外で過ごしていたので、
時間を気にせず夕食を済ませた後、温泉につかる。
温泉の後はお部屋でのんびりミニ人生ゲームを楽しんだり、打ち上げ花火を眺めたり。
眠くなったら(急いで歯を磨き)おやすみなさい。
ホテルには、コインランドリーがいくつかありました。
1日目の洋服を洗い、帰ってからの洗濯物を減らすことが出来たのも良かったです。
時短フェリーであっという間に愛知県
さて。
帰りですが。
鳥羽水族館隣に、フェリー乗り場があります。
フェリーを使うと、鳥羽から名古屋近くまで、1時間たらずで行くことが出来ます。
もちろん、乗っていった車も一緒です。
宿泊先を後にして、フェリー乗り場へ。
東京まで長い帰路になるので、なるべく早く乗り込みたい。
もうすぐ出航という事で、滑り込むように乗る込むことが出来ました。
台風が近づいているという事で、少し、波が荒かったか、揺れましたが、フェリーもまた、良い思い出。
行きもフェリーを使えば良かったのでは!?
伊勢湾フェリーホームページはこちら↓
https://www.isewanferry.co.jp/smarts/index/17/
おまけ 家族旅行の出発の日
夜中3時東京発。
興奮した子供達は今日はオールナイトだと張り切って一睡もせず。
運転手の大人が早くから寝ている中、溜めていたDVDを鑑賞し、漫画を読みあさり・・・
車に乗り込み、夜のドライブを楽しもうとしていたのもつかの間、
気づけば息子2人とも、爆睡していました。
可愛そうに。
6時間近くの運転手の苦労も知らず、起きたら鳥羽水族館。
まるでドラえもんのどこでもドアをつかったみたいな感じでした。
いいのか悪いのか💦
起きていたら、綺麗な夜明けの海を見ることが出来たのに。
運転手はオールナイトとか、ダメです‼️
どんなに若い方でも、体力に自信がある方でも、しっかり睡眠をとり、途中で休憩もしながら、安全運転をお勧めします。
最近のサービスエリアは、レストランもお土産売り場もとても充実していて、楽しいですからね。
さいごに
車での夏休み家族旅行。
真夏の暑さで大変でした。
旅行をきっかけに伊勢神宮について詳しく知ることが出来ました。
フェリーという乗り物で初めて海を渡りました。
行きたい場所は他にもあったけれど、長くは取れない夏休み、目標は達成され、楽しい家族旅行でした。
次は何処に行こうか、計画が楽しみです。