11月に、NPO法人ちんじゅの森のイベントで、お米を脱穀・精米した私と小学生の息子。
この時の稲を使って、注連縄を作れるという情報が入りました。
12月8日日曜日。
11月の続きのような感覚で、参加してきました。
お米の脱穀・精米体験のようすはこちら↓
⚫️注連縄に適した稲穂はどんな稲穂か?
お米の脱穀を体験した時、脱穀する稲は、新潟県村上市のものでした。
縁あって、ちんじゅの森と新潟県村上市は繋がりがあります。
脱穀した稲を使って注連縄を作る予定だった今回のイベントに、新潟県村上市の方から贈り物が。
それは、注連縄を作るのに適した、若くて割と緑色の藁です。
注連縄を作るときは、藁が割れたりしないように藁を濡らし柔らかくして作らないとなりません。
本来、注連縄を作るときは、若くて柔らかめの藁を使うのだそうです。
今回、注連縄作りをすると知り、ちんじゅの森に贈ってくれたのだそうです。
本格的‼️ 息子も大喜び!!!
⚫️注連縄の作り方
2人1組で1つの注連縄を作っていきます。
①村上市から届いていた若い藁を、20〜30本を2束準備します。
なるべく長さが揃ったほうが綺麗にできるということで、長さが近い20本を集めます。
そうは言ってもなかなか、長さを揃えるのは難しかったです。
若い藁でも、更に柔らかく編みやすくするために、藁の上からビンを転がしました。
②片方の端を輪ゴムできつく結びます。
巻いていくと緩む事があるので、きつく、です。
③2人1組のうち1人が、結んだ藁の束を片方の手で一緒にしっかり掴みます。
④2人向かい合わせになり、相手側が、束ねられた藁を右手で右回りにネジってネジってネジってネジって・・・。
ネジってネジって2本ネジります。
ネジった2本を、右手側の藁を左手の上からかぶせるように左側に。
持ち手をかえて、またまた右手側の稲を左手の上からかぶせるように左側に。
これを繰り返し繰り返し、1本の注連縄ができあがりました。
⑤この1本の注連縄を、丸くリース状にして細い針金でしっかり留めます。
⚫️手作り注連縄の出来上がり
丸くリース状になった注連縄に、装飾していきます。
入り口に準備してくださっていた色々な飾から、好きな物を選んで。
飾りについている針金を藁に差し込み、出てきた針金を注連縄に回してしっかり留めていきます。
参加者みなさん様々な注連縄が出来上がりました。
今の時代は、西洋的な注連縄も売っていて注連縄じたいが華やかなものが多いです。
それはそれでいい、素敵です。
藁を直に触り手作りしていたら、昔ながらの注連縄もシンプルだけどいいなぁと思いました。
ちんじゅの森でのイベント、次はどんなイベントか楽しみです。
ちんじゅの森HP↓
https://www.chinju-no-mori.or.jp/