子供に対してつい言ってしまうひとこと。
悪気はないけど何気なく言っていること、あるかもしれません。
私が、意識して気をつけている子供へのひとこと、いろいろあります。
そんないろいろなことばから1回にひとつの言葉について。
どうしてよくないか?
代わりにどうこえをかければいいか?
具体的にお伝えします。
見直したいひとこと『今忙しいから後にして』
小さい頃はたくさん話してくれたのに。
きづいたらしだいに話さなくなっていた。
なんて経験があるおうちも少なくないのでは?
子供が学校から帰ってきて、何かを話そうとした時。
『今忙しいから後にして』
無意識に言ってていませんか?
無意識だからきづいていないかも。
つい言ってしまうのには、理由があるかもしれませんね。
例えば、キッチンで夕食のしたごしらえをしている時かもしれない。
例えば、思いついたことをブログに書いているときかもしれない。
でも、ちょっと待ってね。
そのひとことが原因で、子供がしだいに話さなくなる場合があります。
そのひとことで話さなくなる理由
『今忙しいから後にして』とこえをかければ、話さないよりいい?
後にしてといわれた子供の、しょんぼり部屋に入る姿を想像してしまいます。
夕食のしたごしらえが落ちついたから、
『さっき何か言おうとしてたね、なあに?』
と子供に聞いてみるなら、聞かないよりはいいけれど。
大抵は忘れてしまうことが多いのでは?
話したいときに聞いてもらえない。
聞いてもらえないことが何回も繰り返されると、子供は親に話すことをやめてしまいます。
『どうせきいてくれないから』という気持ちで。
忙しいときのこえかけ、どうしたらいい?
カンタンです。
子供の話は、子供が話したその時に聞いてあげましょう。
夕食のしたごしらえを一度やめ、子供の目を見て聞いてあげましょう。
大切なことは、作業を止めてまでも子供の話をきいてあげること。
すると子供は、『お母さんは、作業よりも自分の話を聞いてくれる』
と、自分は作業よりも大切な存在だという安心感を持つことができます。
まとめ
『今忙しいから後にして』という言葉は、子供にとっては『自分はないがしろにされている』と感じることば。
大人だって、ないがしろにされていると感じるのはうれしいことではないはずです。
ぜひ、 子どもの話を、話したときにきいてあげましょう。
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