今日の、子どもに言ってはいけないひとこと。
『そうじゃないでしょ』はなぜ、言わないほうがいいの?
子どもを出産した多くのお母さんはは、かわいいわが子を自分の身体の一部のように感じてしまうことがあります。
だからこそ、こどもの身に危険があったときは、必死でわが子を守ろうとするし、
だからこそ、子どもも安心してお母さんに身を任せます。
でもこの、わが子を自分の身体の一部だと感じる感覚は、危険な感覚。
自分の身体の一部だから、自分の思いどうりにさせたいという感覚になることがあります。
たとえば、わが子が友達とトランプで神経衰弱をしているとき。
なぜか、同じカードを何回も何回もえらんでしまう。
そんなとき、「そうじゃないでしょ、そのカードのとなり!」と、イライラして当たりカードを言ってしまう。
こんなこと、ありませんか?
こどもにとっては、少し否定されたような感じがしますよね。
この状態をつづけているとどうなるか?
次に自分の番がきたとき、こどもはおかあさんに「これでいいの?」と聞くようになります。
指示を待つ子に育っていきます。
指示待ちしない子どもに育てたいなら
こどもが話そうとしているときには、話を止めないでください。
なにかをしたくて、でも出来ないでいるときは、先回りしてやってしまわないこと。
大人から見て、モジモジともどかしくても、こどものペースに合わせてあげます。
すると、なにをやっても叱られたりイライラされないから、自分の力でやってみようという意欲がうまれてきます。
お母さんの顔色をうかがったり、指示待ちの子どもにはならないはずです。
まとめ
ペースが遅くても、モジモジしていても、先回りしないほうがいいんです。
お母さんは忙しいから、つい、先回りをしてしまいがち。
先回りして、「そうじゃないでしょ、〇〇でしょ」と言いたくなります。
でも、ぐっとこらえて待ちましょう。
今はモジモジしていても、だんだん、自分の力で物事をこなすようになっていきます。