これは、本当に無意識に言ってしまいがちなひとことです。
見直したいひとこと「男の子のくせに・女の子のくせに」
子供が生まれて、寂しいなとおもっていたことがあります。
子供が生まれると、自分のことを名前で呼ばれなくなること。
大抵は、「〇〇ちゃんのママ」と呼ばれるようになります。
なんだか、自分自身の人格が認められていないような気分です。
これって私だけでしょうか?
いえいえ、実は・・・
子供でも、こんなような気分を味わっている場合があるんです。
それは、「男の子のくせに」「女の子のくせに」というように、
「〇〇のくせに」 あるいは、「〇〇なんだから」と言われたとき。
・おにいちゃんなんだから
・赤ちゃんじゃないんだから
・男の子のくせに
つい、言ってしまいがちな言葉です、悪気は無いんですけどね。
男の子だから、子供なんだから・・・と決め付けてしまいがち。
決め付けてしまってはいけない理由
『男の子のくせに』という言葉は、『男の子は男の子らしくしていなさい』と、子供にはきこえます。
自分のきもちを抑えるようになってしまいます。
場合によっては、大人の前では本当の自分ではなく、良い子を演じるようになる子も。
良い子を演じるようになると、抑えられた本当の自分はどうなってしまうか?
大人のいないところで、問題行動をおこしたりするケースも出てきます。
自分らしさをもった子供に成長してもらうために
兄弟がうまれると、お兄ちゃんなんだから・お姉ちゃんなんだからと、いってしまいがちです。
子供がひとり増えて、手がまわらなくてたいへんなので、つい・・・
できればお兄ちゃん・お姉ちゃんが、ひとりでできることが増えると助かりますよね。
それなら、ひとりでやってもらいましょう!!!
おだてて、やってもらっちゃいましょう。
「〇〇ちゃんが手伝ってくれるから、ママはとっても助かるのよ」と、言ってあげましょう。
「〇〇くんが自分で靴を履いてくれるおかげで、ママはとっても助かってるよ」と、言ってあげましょう。
ますます頑張ってお手伝いしてくれますよ。
もちろん、お手伝いに失敗することもあります。
そんなときも、叱らないでね。
お手伝いしてくれるその気持ちが嬉しいのよと、伝えてあげると子供はもっと頑張ってくれますよ。
まとめ
〇〇なんだから、と人格を認めないような言い方はやめましょう。
大人は無意識でも、子供は大好きなお母さんの言葉をストレートに受け止めます。
その子らしさを失わないように、失敗も認めつつ、ほめてあげましょう