自分が子どもの頃、学生の頃、ライバルと思える人はいましたか?
自分が決めた良いライバルがいると、勉強や運動を頑張れたりします。
では、親が幼い子に言う、『あの子に負けちゃダメ』のあの子は、子どもにとってライバルなのでしょうか?
見直したいひとこと『あの子に負けちゃダメ』
幼い子どもにとって、お友達がライバルになる事って、どういう状況でライバルとなるのでしょう?
それは、親に『あの子に負けちゃダメ』と言われた場合です。
でも、これって、本当の意味でのライバル?
違います。
子ども自身が思える良い意味のライバルと、親が勝手に設定したライバルとでは、まったく意味合いが違うライバルです。
特に、人と争うのが嫌いなタイプの子にこのような言葉がけは危険です。
子どもに、強迫観念を植え付けてしまうことがあるので、危険です。
強迫観念が植え付けられると子どもはどうなる?
強迫観念が植え付けられると、人は絶えずピクピクして、まわりから非難されないように頑張ります。
頑張る理由が、非難されないため、なんです。
頑張るのでそれなりの成果はあげられるかもしれない。
でもそれでは、自分の中で充実感は味わえない。
それって、不健全だと思いませんか?
まとめ
ライバルは、子どもが自分自身でみつけるものです。
親が設定するライバルは、子どもにとっていい意味でのライバルにはなりません。
子どもが自分自身でライバルを見つけられるまで、見守ってあげたいですね。