子どもと離れている間、親は頭の中で子どものことをいろいろ考えていますよね。
お友達と公園で遊んでいれば、安全に遊んでいるか心配。
お友達のおうちにお邪魔していたら、いい子にしているか?
など。
私も、常にわが子のことは色々と気にかかっています。
それは、小学生だけではなく、高校生になっているお兄ちゃんに対しても。

『今』に焦点をあてすぎないで大丈夫
今、どうしているか。
にばかり焦点をあてすぎるのは、子どもの自主性をのばせなくなる原因になる場合があります。
気にしているだけならいいのだけれど、
つい、子どもに確認しすぎていませんか?
『○○ちゃんのおうちでいい子に遊んでた?』と。
そして、目の前で起こっている事に対しては、その場で口を出し更に手助けしていまいませんか?
親が焦点を当てるべきなのは『子どもの未来』
『今』の子どもに焦点をあてすぎてしまうのには理由があります。
みなさん、子どもの『未来』のためだと考えてやっているのですよね。
子どもが成長した時を考えての事ですよね。
ちゃんとした大人になるように!との想いから、頑張っちゃうんですよね。
その気持ちとってもわかります。
【自分の身を守ること。】
【人を傷つけないこと。】
【人とうまくやっていくこと。】
【そのために自分の気持ちと行動をコントロールすること。】
さまざまな、社会的スキルを身につけさせてあげたくて、『今』口に出し、手助けしちゃう。
この社会的スキルは、子どもの『生きる力』になります。
『生きる力』は、頭で得るものではないですね。
体験することから得るもの。
だから、何でもかんでも口に出し手助けしてばかり、はやめましょう。
体験をとおして、社会的スキルを身につけます。
体験をとおして、心が育ちます。
体験をとおして、生きる力が高まります。
そして、自立していきます。
視線を、子どもの未来にかえて、『今』に焦点をあてて口を出し手助けしちゃうことは、減らしていきたいですね。