前回、子供の問題処理能力をつけてあげよう、というお話をしました。
問題処理能力、つまり、自分の失敗は自分の責任だと認められる力。
そしてその失敗に対して、どうしたらいいかを考えていける力です。

具体的にどうしたら、責任を教えてあげられるでしょうか?
朝起こさないことを、やってみませんか?
といっても、ただ起こさなければいいという訳ではないんです。
起こさない手順はこうです。
手順1.子供と会話をする
まず子供に話をします。
『朝、ママがあなたを起こすことは、あなたの自立の邪魔になることがわかったのよ』
『だから、明日の朝からは、ママはあなたを起こさないと決めたよ』
と、朝起こさない理由を話してあげます。
もし子供に、『えー、それは困る!』と言われたら?
『そうだよね、困るよね』
と共感してあげてください。
共感した上で、『でも起こさないと決めたから、自分で起きてごらん』
と、自分の意思をしっかり伝えてあげてください。
手順2.起こさない代わりにできるサポートを話し合う
子どもが一人でおきるために必要なものがあるかもしれません。
目覚ましを買う、など。
手順3.起きてこない子どもを起こさない
最初の何日かは、自分一人で起きてくるかもしれません。
何日かして、起きてこない日があっても、起こすことはグッと我慢。
ここで親が起こしてしまうと、その後もずるずると古い習慣に戻ってしまうからです。
起こさないと決めたので、"口だけ"にならないように。
手順4.子どもが一人で出来た事をほめてあげる
一人で起きてきた最初の朝は、一人で起きることが出来て偉かったねと、褒めてあげます。
『自分で起きられたね、ママはは嬉しいわ』と、
子どもが一人で出来たことを、親が喜んでいると伝わるように、しっかり褒めてあげましょう。
まとめ
自分で出来て、それを認められた子どもは自信を得ることができます。
結果を生み出せる自信がつくので、その後も様々な場面で結果を生み出せる人に成長するはずです。