子どもに、人の役に立つ喜びを教えてあげましょう。
人の役に立つ喜びをしっている子どもは、ただ人の役に立つために、行動をおこします。
それは、相手からの見返りを求めてやるのではないんです。
相手の役に立つことが嬉しい、それだけ。
褒めて育てる事は良いことですが、どんな事にでも褒めているだけではダメですね。
例えば?
子どもが、落ちているゴミを拾ってゴミ箱に入れたら、『えらいねー』と褒めるだけではダメ。
『落ちているゴミを拾ってくれたんだね、ありがとう。ママはお部屋にゴミが落ちていなくてとっても気持ちがいいよ』
と、偉かった理由も教えてあげましょう。
きっと子どもは、
『ゴミがないって気持ちがいいものなんだな。』
『喜んでもらえるのは、嬉しいな』
と感じるはずです。
褒めているだけでは、褒められたいから良いことをする、そんな子どもになってしまうことも。
どうやって『人の役に立つ喜び』をおしえる?
まずは、親の役に立ってもらうことから始めてみてはどうでしょう?
- 朝、ポストから新聞をもってきてもらう
- タオルをたたんでもらう
- テーブルにコップを運んでもらう
何でもいいと思います。
子どもがやってくれたら、『えらいねー』ではなく、『ありがとう、助かったよ』と、感謝を伝えます。
『ありがとう、お父さん、起きてすぐに新聞が読めるから嬉しいな』と。
これが、結構むずかしいんですけどね。
意識していないと、『ありがとう』だけで終わってしまったり、場合には何も言ってあげなかったり。
親も、ボーッとしていられません。
感謝をつたえる言葉を、恥ずかしがらずに伝えてあげましょう。
子どもも、感謝を伝えることができる、すてきな大人に成長すること間違いなしです!