しつけって、難しいですよね。
しつけと一言でいっても、人によって定義が違いますから。
しつけとは何か?
『子どもが自立してしあわせに生きるために、基本的な生活習慣や社会的マナーを親が子どもに伝えること』
です。
親のみなさんは、漠然と『子供の理想像』をもっていると思います。
この『子どもの理想像』と、現実の子どもの姿が違うとき、小言を言って叱ってしまうことがあります。
怖いことに、それは無意識に。
無意識なので、親にはなかなか気づきにくいのですが、小言ばかり言われている子どもの気持ちは・・・?
『お母さんはしつけとして叱ってくれている!』と思う子どもはいないはず。
きっと、こころは傷ついてしまいます。
『お母さんはわたしが好きじゃないのかな?』って。
大人だって、小言ばかり言われたら、嫌になってしまいますよ。
小言を言いたくなったら?
小言を言って叱りたくなったら、ちょっと立ち止まって考えられたらいいですね。
言われた子どもはどんな気持ちかなぁ・・と。
子どもに伝えたいことがあれば、それは叱って伝えるのではなく、教えてあげる。
無意識に出てしまう小言なので、なかなか難しいのですが。
意識のどこかに、『言いたくなったら、叱りたくなったら〇〇しよう』といつも考えておきたいです。
深呼吸でもいいですね。
1.2.3、と数えてみるのもいいですね。